「岩盤 あしがる・こしらく」には、バドガシュタイン鉱石とラジミックスがセットされています。「これらからは低線量の放射線が放出されています。放射線と聞くと、原子爆弾等のイメージから、「浴びてはいけないもの」「危険なもの」と思われる方も多いと思います。たしかに大量の放射線を浴びるとたいへん危険ですが、微量(低線量)の放射線を浴びることはホルミシス効果を生みます。
岩盤 足軽・腰楽
「ホルミシス」とはギリシャ語の“Hormo”に由来し、「刺激する、促進する」という意味を持っています。ホルミシス効果とは、「生物に弱いストレスを与えることで、もともと持っている自然治癒力を誘発する反応」と定義されています。放射線は細胞にほんの少しの小さな傷をつけます。細胞は自らの傷を癒そうと自己修復を促します。このようにして、放射線によって身体に刺激を与え、新陳代謝・自然治癒力・免疫力が向上されるのです。現在では、低線量放射線ホルミシスが臨床の現場で、多くの医師によって医療の補助として用いられるようになっています。
また、低放射線ホルミシスは活性酸素を抑制する効果があります。活性酸素は酸化力の強い酸素のことで、病気のほとんどが活性酸素が原因と言われています。わたしたちの体内にはこの活性酸素に対抗するために3つの抗酸化酵素(SOD)、スーパーオキシド・ジムスターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼが備わっています。低放射線ホルミシスは抗酸化酵素をしっかりと働かせ、活性酸素を抑制するのです。
◆温 熱
「岩盤 あしがる・こしらく」には遠赤外線発生ヒーターが内蔵されていますので、自然なぬくもりで身体の芯から温まっていただけます。温まること自体が健康には良いものですが、さらに、低放射線ホルミシス効果で活発になった抗酸化酵素の働きに良い環境を整えてくれます。
「抗酸化酵素は体温が36.5度程度のときにしっかりと働き、活性酸素に対抗できると言われています。低体温の人の場合、抗酸化酵素がきちんと働かず、アトピーやガン、あらゆる病気を引き起こす可能性が高いと言われています。ですから、身体を温めることによって、低放射線ホルミシス効果で活発になった抗酸化酵素の働きにさらに良い環境を整えることができるのです。
■「健康を呼ぶ奇跡の鉱石」 バドガシュタイン鉱石 Badgashtein Ore
バドガシュタイン鉱石はオーストリア最大のラドン治療で有名な温泉保養地の鉱石であり、低線量の天然ラジウム放射線を放出する世界でもトップクラスの天然ラジウム鉱石です。この鉱石は日本屈指の湯治場として有名な玉川温泉の北投石と同じですが、それ以上に効能があると言われています。マイナスイオン、遠赤外線の量は他の鉱石を著しく上回っている上、ホルミシス効果が大変高く、また、ラドン222(ラドンガス)は玉川温泉の8倍、マイナスイオンはトルマリンの150倍以上もあると言われています。
バドガシュタインの保養地は地元の人々が50年ほど前、金を求めて採掘したときに、偶然発見されました。その当時、この地の金、銀の鉱山労働者が、他の鉱山の労働者に比べて非常に健康なことが注目され、インスブルック大学で1952年から試験的に坑道療法が始められ、翌年から実用に供せられるようになったのです。
現在、医師の問診と簡単な診療を受けた後、水着とガウンに着替えて、約1時間ラドン浴を行うことができます。坑道内の湿った暖かい空気(温度は摂氏37~41.5度、湿度は70~100%)と天然ラジウム鉱石から発せられる高レベルのラドンが世界でも稀な治療空間を提供しています。この保養地には世界中から難病で苦しむ人々が治療目的で訪れていますが、現在では「体内の浄化」という意味でも非常に有効な手段として認められており、オーストリアでは国民保健が適用されています。
また、オーストリア及びドイツでは、高濃度ラドンを吸入する療法が医療行為として認められており、身体の防衛力増強や治癒力の推進などにより、医学常識が通用しなくなるほどの効果が報告されています。この地方の温熱坑道では、皮膚疾患、喘息、気管支炎などの呼吸器系疾患、アルツハイマー、ガン、糖尿病、パーキンソン慢性多発性関節炎、リウマチ、抹消血管疾患、神経痛、高血圧、痛風など数々の症状が軽減したという報告が多数あり、現在も世界中から難病に苦しむ人々、また、健康維持のためにたくさんの人々が訪れています。